朝ドラ『あんぱん』で、あの豪ちゃんを演じる細田佳央太さん。
「この人、演技すごい…」って気になっている方、多いと思います。
私自身、『あんぱん』や『ドラゴン桜』での彼の演技に思わず引き込まれてしまった一人です。
この記事では、細田佳央太さんの演技が光る作品や、彼の魅力が詰まった出演作を通して、「なぜ今注目されているのか?」を徹底解説していきます!
※この記事にはドラマや映画についてのネタバレが含まれる可能性があります。
細田佳央太ってどんな俳優?
細田佳央太(ほそだ かなた)さんは、2001年12月12日生まれ・東京都出身の俳優です。
小学2年生のときに芸能界入りし、子役として活動をスタート。
10代のころからドラマや映画に出演し、徐々に演技力を評価されてきた“努力型”の俳優です。
若手俳優の中でも「演技力で勝負するタイプ」として、着実にキャリアを積んでいます。
2019年公開の映画『町田くんの世界』では、約1000人のオーディションから主演に抜擢。
第44回報知映画賞 新人賞を受賞するなど、映画界からも高く評価されました。
NHKの朝ドラ『あんぱん』では、表情や間で表現する芝居に大きな話題を呼びました。
『あさイチ』出演時には、母からの手紙で感極まり涙する場面もあり、そんな人柄も含めて“推せる俳優”としてファンが急増中です。

役だけじゃなく、素の魅力でも支持されているのがわかりますね。
芸能事務所アミューズの所属俳優によるユニット「チーム・ハンサム!」にも所属していますので要チェックです!
細田佳央太の演技がすごいと言われる理由【3選】
細田佳央太さんの演技がすごいと言われる理由を3つ、解説しますよ!
①『町田くんの世界』での自然な佇まいと内面表現
大きな実績がないなか、オーディションで1000人以上の中から主演に抜擢された細田佳央太さん。
映画『町田くんの世界』では、感情を大きく出さずとも“優しさ”や“誠実さ”がにじみ出るナチュラルな演技が高く評価されました。
この作品では「第44回報知映画賞 新人賞」も受賞。
彼の演技スタイルの原点とも言える一作です。
オーディションで選ばれた理由とは?
映画『町田くんの世界』では、主演キャストを全国オーディションで決定するという異例のスタイルがとられました。
集まった応募者は約1000人以上。
その中から主演・町田一役に選ばれたのが、当時無名だった細田佳央太さんです。
選出の理由について、監督の石井裕也さんはインタビューでこう語っています。
「オーディションで一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳(当時)に思わせられました。」
※出典:映画『町田くんの世界』公式サイト/ワーナー・ブラザース
また、プロデューサーからは、
「細田くんは、ちょっと骨太な感じで、目がグッと決まっていて、声もよく出ていて。そういう意味では、すごく異質だったんですよね。」
※出典:Real Sound 映画部
とこのように、演技というより細田さんが持つ”他とは違う空気感”、“そのままの人間性”が、町田くんというキャラクターのイメージとぴたりと重なったことがオーディション通過の決め手だったことがわかります。
\ U-NEXTなら31日間無料視聴! /
【U-NEXTの特徴】
- 業界最長!31日間無料トライアル(期間終了後 2,189円/月)
- 見放題作品数No.1
- 無料トライアルで600円分のポイントがもらえる!
- 登録日を含む31日間以内の解約で料金発生なし
② 『ドラゴン桜』での役作り
『ドラゴン桜』(第2シリーズ)で演じた原健太役は、発達特性がある難しいキャラクター。
実はこの役で細田さんは、監督から「太ってほしい」と言われたことがきっかけで、なんと2週間で13キロの増量をしたそうです。
とにかく食べて食べて食べまくったとか。
役への向き合い方が本気すぎて驚きます。
見た目だけでなく、話し方や仕草もリアリティを追求し、視聴者の心をつかみましたね。
「昆虫好き」という設定も、虫が苦手な本人が楽しそうに演じていたのが印象的です。
作品中での表情や“間”の使い方にも注目が集まり、一気に“演技派若手俳優”として注目されました。
\ 未公開映像付きも観れる! /
③『あんぱん』での“静”の演技が視聴者の心を打つ
NHK朝ドラ『あんぱん』では、原豪(通称:豪ちゃん)役として、また新たな演技の魅力を見せています。
セリフは少ないけれど、目線や呼吸、立ち姿だけで感情がにじみ出るような芝居。
この作品での演技が、今SNSや視聴者の間で「泣ける」「目で演技してる」と大きな話題になっています。
のぶの同級生が蘭子に結婚を申し込みに来た場面では、石を叩く音と背中で感情を表現し、視聴者の涙を誘いました。
また、蘭子が想いを伝えようとするシーンでは、伝えたいのに気持ちを押し殺しているのがよくわかりましたね。
また、河合優実さんとの演技バランスも絶妙で、感情を表に出す蘭子と、静かに見守る豪ちゃんというコントラストが、物語の余韻を深めています。
派手な動きや台詞がないからこそ、“心に残る”演技。
この作品で細田さんが見せているのは、まさに「語らずして伝える」演技力の高さであり、演技派俳優としての本領が発揮された代表作のひとつと言えるでしょう。
\ U-NEXTなら31日間無料視聴! /
細田佳央太の主な出演作一覧
細田佳央太さんの主な出演作をまとめました。
年月 | メディア | タイトル | 役名 |
---|---|---|---|
2019年 | 映画 | 町田くんの世界 | 町田一(主演) |
2020年 | ドラマ | さくらの親子丼 | 岡林大樹 |
2021年 | 映画 | 花束みたいな恋をした | 水埜亘 |
2021年 | ドラマ | ドラゴン桜(第2シリーズ) | 原健太 |
2021年 | 映画 | 子供はわかってあげない | 門司昭平 |
2021年 | ドラマ | 恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 | 青野陽太 |
2022年 | ドラマ | もしも、イケメンだけの高校があったら | 池田龍馬(初主演) |
2022年 | 映画 | 線は、僕を描く | 古前巧 |
2022年 | ドラマ | 家庭教師のトラコ | 上原守 |
2023年 | 舞台 | メルセデス・アイス | メルセデス(主演) |
2023年 | NHK大河 | どうする家康 | 松平信康 |
2023年 | ドラマ | フェルマーの料理 | 広瀬一太郎 |
2024年 | 配信 | 七夕の国(Disney+) | 南丸洋二(主演) |
2024年 | ドラマ | あの子の子ども | 月島宝 |
2025年 | NHK朝ドラ | あんぱん | 原豪 |
細田佳央太の演技が光るおすすめ出演作【無料で観れる作品あり】
『あんぱん』での細田佳央太さんの演技が気になった人には必ず観て欲しい、おすすめの出演作をご紹介します!
作品名 | 特徴 | 配信サービス |
---|---|---|
町田くんの世界 | 初主演!静かな熱 | U-NEXT |
ドラゴン桜 | 体当たりの役作り | U-NEXT |
子供はわかってあげない | 柔らかい空気感 | U-NEXT |
\ 31日間無料視聴可能 /
演技に魅せられた人におすすめの作品&原作本
「あ、このシーン原作だとこんなふうになってたんだ!」
細田佳央太くんの演技を観てから原作を読むと、キャラの理解がぐっと深まります。
『子供はわかってあげない』の原作漫画は、あの“ゆるくて優しい世界観”がギュッと詰まっていておすすめ。
演技の裏側を知る意味でも、読んで損はありませんよ!
\ 今すぐ読もう!/
演技派としての将来性は?大河出演も!
細田佳央太さんが“ただの若手俳優”では終わらない――
そんな予感を強くさせるのが、近年の出演作の「幅」と「質」です。
朝ドラ『あんぱん
大河ドラマで演じたのは“徳川信康”という難役
細田さんが『どうする家康』で演じたのは、徳川家康の長男・松平信康。
父に反発しつつも、民を思う優しさを持つ人物で、最終的に切腹を命じられるという悲劇的な役柄です。
この信康という人物は、感情の浮き沈みが激しく、繊細さと芯の強さを同時に表現する必要がある難しいキャラ。
細田さんはその複雑な感情を、“表に出しすぎずににじませる”ような演技で見事に表現していました。
特に、家康との対立シーンでは、怒り・悲しみ・悔しさが複雑に絡んだ表情が話題になりましたね。
「言葉で説明しない演技」ができる俳優
細田佳央太さんの強みは、“説明しすぎない”演技ができるところ。
視聴者に「この人、何を思ってるんだろう」と想像させる“余白”のある芝居ができるんです。
これは技術が高いだけじゃなく、作品やキャラクターを丁寧に読み込む力があるからこそ。
『町田くんの世界』のナイーブな高校生も、『ドラゴン桜』の発達特性を持つ青年も、『あんぱん
まったく違う人物なのに、どれも「本当にこういう人がいそう」と感じさせてくれるのが、細田さんの演技の魅力です。
舞台・映画・配信でも活躍の場が拡大中
近年は、舞台『メルセデス・アイス』で初主演を果たし、2024年には配信ドラマ『七夕の国』(ディズニープラス)で主演に抜擢されるなど、映像だけでなく舞台でも評価が高まっています。
静かな役から個性派まで対応できる「表現の引き出しの多さ」があるため、今後は心理劇やヒューマンドラマの主役にも起用されていく可能性大。
今後の演技次第では、“新・演技派スター”として確固たる地位を築く存在になるのではないでしょうか。
細田佳央太さんの演技を追うのが、今アツい!
SNSでも「演技が上手すぎる」「目の演技だけで泣ける」といった声が多く、着実にファンを増やしています。
表現力の深さ、役に対する誠実さ、空気を作る演技力。
これらを兼ね備えた俳優は、実はそう多くありません。
今のうちに、彼の出演作を追いかけておくと、数年後に“推しが大化けした”という誇らしい瞬間に出会えるかもしれませんよ。


まとめ | 細田佳央太は余白のある芝居ができる数少ない存在
細田佳央太さんは、大河ドラマ『どうする家康』や朝ドラ『あんぱん』など注目作に次々と出演し、演技力で存在感を発揮している実力派俳優です。
表情や間の使い方が絶妙で、どんな役にも自然に溶け込む柔軟さが魅力。
舞台・映画・配信と活躍の場も広がっており、今後さらに多彩な作品で輝くことが期待されます。